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3-6.「企画環境」は社会動向、ビジネスの兆候などを説明する

「概要」ができあがると、いよいよ企画の細部の組み立てになる。概要の項目で「起承転結」について説明したが、このなかの「起」にあたる部分が「企画の環境」である。


 通常、「企画の環境」として取り上げられる内容は、社会全体の動向からビジネスの兆候、トレンド、事例などである。これらの中から企画に適切と思うものを選択していくことになる。
 たとえば、ある食品問屋が、新しく自社ブランドの菓子の製造販売をはじめるとする。この場合、「企画の環境」としてどんなことが考えられるだろうか。「食品流通業界にも価格破壊が進んでいる」「ヘルシー志向、本物志向」「和菓子の人気が上昇傾向」など、いろいろなことが思い浮かぶ。こうした「環境」をもとに、「価格競争力のあるオリジナル性の高い商品」「有機栽培の国内産原材料を使用」「和洋折衷タイプの菓子」といった方向性が見えてくる。


 実際に企画書に書く場合の注意点は、客観的かつ具体的なデータや資料、実際例をたくさん用意することだ。そのためには、日頃から新聞や業界誌などで気になる記事をスクラップしたり、カードに整理しておく。そうすれば企画を立てるときに役に立つ。





     

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