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1-3.企画をシステムとして考える

「企画はシステムだ」などというと、「なんだかむずかしそう……」と考える人がまだまだたくさんいるだろう。しかし、これはそれほどむずかしいことではない。車の運転や料理などと同様、一定のルールに基づいて練習すれば、誰でもマスターできるものなのだ。
 目的・目標を実現する手段が企画であるということはすでに述べた。その実現のために、ひとつひとつの作業を問題点や可能性のある分野ごとに観察・整理し、頭の中で系統立てて組み立てていくことがシステム化である。
 企画を立てるときの大まかな流れを思い出してみよう。まずは状況を観察し、問題点を発見する。そして問題解決のアイデアを練り、失敗を回避しながら実現に向けての方法を組み立てていく。このように、企画は一定の流れに沿って体系化されているのだ。「企画はシステムだ」といった理由がおわかりになっただろう。
 それではなぜ、企画のシステムかが重要視されるのだろうか。
 たとえば、一人ですべての作業を行う場合、段取りを間違えたとしても、自分の責任の範囲で処理が出来る。しかし、2、3人で作業するとなると、手順の説明や役割分担を明確にしておかなければ、作業効率の低下や失敗を招くことになる。
 つまり、作業に関わる人が多くなればなるほど、また、事業そのものが大きくなればなるほど、その作業や事業を成功させるために、組織だった、系統だったシステム化が必要不可欠となってくるのである。
 システム化の手順はおよそ次のとおりである。
① 状況を観察する
② 問題点・疑問点を発見する
③ 取り巻く環境や先行事例など、発見の成功が見込めるかどうかを調査する。
④ 調査結果を、成功させる手法で体系化(構想)する
 システム化こそが企画であるといっても過言ではない。あのガリレイも、ニュートンも、エジソンも世界の偉人はみな、システム化をじっせんしている。さっそくシステム化にチャレンジしてみよう。






     

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