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毎月の企画のヒント
予測とは、未来、将来どうなるということを考えることです。これがわかって先手を打てればいうことがありませんね。
しかし、こんなことを話すと将来のことなど……そう簡単にわかるわけがない……という話になりがちですが、非常にわかりやすい未来があります。
ビジネスは、実のところちょっと先を読んで工夫している人が先手をとって勝ち組になっているといって過言ではありません。
そのなかの、もっとも簡単なものが、カレンダーに封じ込められています。
小売業などでは常識的な毎月の行事を知り、商品の仕入れをして次のシーズンの準備をするのは、先手を打っていることと同じことです。
ただ最近は、売れない時代となり、商品を仕入れたりするばかりでなく売上アップ、増販増客の方法が高度化し、こうした工夫が必要な時代になってきたわけです。
周期循環を読む
予測という技法からすると、小売業は「循環予測」のセンスをもっています。
正月の初売り、2月のバレンタイン、3、4月の卒業、入学など、毎年の行事催事をビジネスのターゲットにして販促プロモーションを仕掛けたり、商品を準備するのは「循環予測」という予測です。
もっとわかりやすい話にしましょう。
小料理屋の女将(おかみ)が、15日の後は公務員の、25日の後はビジネスマンのお客が多いと読んで、材料を多めに仕入れるのは循環予測そのものです。
こうした循環は「周期循環」といって、日、週、月、季節、年と循環して需要が起こり、それに対してビジネスが行われます。
1日は24時間で循環し、1週は7日で循環し、花木(ハナモク)とか花金(ハナキン)というのは、週のうちの売上のいい日を意味しています。
この微妙な変化をつかむと大きな商売が可能になります。
世代循環も読む
さらに時代とともに変化する「世代循環」もあります。例えば人間の一生であれば、妊娠、誕生、1歳、幼稚園入園、小中高入学と卒業、大学、成人、就職、結婚、第一子誕生、住宅入手、出世……退職、年金生活そして死……とまあ、ドラマティックな人生がありますね。
このすべてにビジネスは関係しています。
この世代循環は、周期循環と複合してビジネスが行われています。4月の入学シーズンは個々の世代循環には、学齢期の子供のいる家庭では3年から6年に一度のビッグイベントで、供給サイド、つまりお店から見れば、年に一度の大きな需要です。 このような動向を見て先手を打っている人たちが、ビジネスの勝者なのです。
この不況、ちょっと工夫する人が勝ちます。
いままでと同じことをしていては、先細りになってしまいます。であれば、ちょっと工夫する勝ち組に入りましょう。
新しい企画・マーケティングの分野のために、ちょっと最初はとまどうかもしれません。また準備が滞ったりしてウマくいかない場合もあるかもしれません。 しかし、うまくカレンダーを使って年間のスケジュールをたて、増販増客の方法を上手に駆使すれば、間違いなく売上増に転じることができます。
少しがまんして努力してみましょう。
不況とは無関係な、非常に明るい世界が見えてきます。
毎月の企画のヒント
copyright Kenko Takahashi & KIKAKUJUKU,JMMO