呑んでも企画: 2009年5月アーカイブ

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■20年以上も通っている店「たがみ」

新しくしかけているプロジェクトも、なんとか目途がたち、ちょっと気分は一服かげん……とはいえ、原稿や雑務はモロモロありますが……

そんなときは、いつもの店に……

といっても1ヶ月以上来ていなかったかも。

ここは渋谷の事務所から1分とかからない場所で表通りから一筋入ったビルの奥まったところにあります。

「たがみ」という店で、家族でやっている店ですが、いつもカウンターに座ってご主人と話しながら食事をしてちょっとアルコールを頂戴し、帰宅するという、まあ夕食をいただくお店ですね。

カウンター越しに「今日の魚は?」……って声をかけると、焼きかげんが最高な、いい魚がちゃんと出てきますからね。

2009.0520tagami022.jpgなんて尋ねたり、こちらが呑みながら本でも読んでると、黙って適宜、旬のものが適量出てきます。こんな店は、ほんとに居心地がいい。

ところでこの店、20年以上通ってます。

渋谷に事務所とねぐらをかまえたのが20数年前ですから、そのころから通ってますが、いまやそのころあった気楽に通っていた馴染みの店10数店は、いまやわずかに3店が残るのみです。この「たがみ」をのぞくと、

水炊きのお店「酒井」、モツ料理のお店「はがくれ」ですね。

次々と廃業したのか、潰れたのか、なくなってしまい、ビルが建て変わったりチェーン店になったり、業態も雰囲気もすっかり変わり、行かなくなってしまいますね。ほんとに。

2009.0520tagami033.jpgそんなときに、ホッとするのが、こうした20年以上通ってる店です。

以前に紹介した私の隠し味、2、3年漬け込んだ、にんにく醤油も、このご主人から伝授されたものですね。

ま、この店でサバとかサンマとかを食べてると、すこぶる幸せです。いい智恵も企画も生まれますからね。

それにしても書斎で鍋でおもてなしをしていると、それだけこの店に来ることが減っているんだと、つくづく思いました。

なんせ1ヶ月以上も訪ねていなかったわけですからね。

とはいえ、幸せなひとときでした。

 

 

 

 

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■鳥茶屋の、極太うどん

5月のはじめころ、ちょっと神楽坂付近の小さなスタジオで行われたプライベートなイベントにでかけることがあり、極太うどんのでる鳥の「うどんすき」にそそられて「鳥茶屋」本店へ……

早稲田とおりをブラブラ行くと、神楽坂の毘沙門天が目に入りますが、この門前で、ちょっと小道に入るところに鳥茶屋があります。

それにしても神楽坂。

なかなかの人出で、どこが不況だろうという感じ。新宿や渋谷の喧騒とは違う趣(おもむき)で、なかなか風情があります。

とくに小道に入って間切りくねった石畳を上り下りすると、周囲にはしゃれた店がたちならび、なにか京都を思わせる風情も……

さていま、NHKの大河ドラマでやってる「天地人」の越後の百戦不敗の強さを誇った上杉謙信が、非常に信仰を厚く、日夜手をあわせたというのが毘沙門天です。

毘沙門天は、戦勝へご加護があるというわけで、上杉謙信は祈ったのでしょうが、これは毘沙門天が中国に伝来してからのような経緯があるらしい。もともと毘沙門天がインドで生まれたときには、財運の神様らしい。

鳥茶屋さんは、財運をめざしたのかどうかは、わかりませんが、ほんとに目の前ですからね。ご加護もあるのでは……

 

2009.0502torijaya02.jpg5時過ぎというのに、お客様が次々と吸い込まれてきてましたね。

テーブルに出てきた「うどんすき」は、野菜満載の私好みの鍋。

自称:鍋研究家の私としては、すばらしい鍋でした。鳥鍋というのは、鳥の骨から出てきた脂が、独特の風味をかもし出すので、なかなかですね。博多の水炊きも、鳥ガラを長時間炊いて脂をとりながらつくりますが、これはまたちょっと違う。

同じ素材でもコンセプトが異なり、食材を代え、演出に工夫をすると、まったく違うものになりますから、料理はたまりません。

まさに料理は企画です。

コシのある極太うどんは、サイコーでした。

 

 
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