生活も企画: 2008年6月アーカイブ
■オリベッティの名機「バレンタイン」
みなさん、こんなタイプライター、ご存知ですか?
PC万能の時代に、ワープロどころか、なんで化石のようなタイプライターなんだ?……と思われることでしょう。
私は学生時代に海外に行った際(当時1ドル363円くらいで買いましたが)に、ちょっとバイトもしてて、行く前よりも帰ったときにドルがけっこうにあまってたもので、それで買ったものです。
当時、10万円くらいしたような記憶がありますが、当時の10万円ってのは、初任給が5万円ないくらいの時代ですから、2ヶ月分の給料くらいの値段じゃなかったかと思いますね。
いちおう30才くらいまでは、マジに利用していたので、非常に懐かしいグッズです。
いままで、何人の人に、「これ頂けませんか?」と聞かれ、「ノー」と言うと、「売ってください!…」というやりとりが何度あったことか。
知っている人は価値を知ってますよね。
じつはこのタイプライターは、MOMA(ニューヨーク近代美術館)のパーマネント・デザイン・コレクションになっている名機です。
エット-レ・ソットサスというイタリアの名デザイナーの作品で、彼がオリベッティの商品のチーフ・デザイナーとしてコンサルティングに入って以来、オリベッティは、独特のデザインの商品を作り出してきました。
人に売るわけでもなく、まして捨てられずに持っていますが……っていうより、こんな話をしたら捨てるのは、もったいないって思いますよね。
最近、この復刻版が出回っている。
ってな話を聞き、ふとブログに登場させてみたくなりました。
デザインに多少の関心があり、プランニングの仕事をしていると、こういうセンスのあるものは、ちょっと手放せないですよ。
日本のデザインは、けっこう海外でも評価が高いですが、こんなオリジナリティのあるものは、ちょっと少ない感じがしますね。やや一般的なデザインが多いように思うのは、私だけでしょうか。
このタイプライター、写真のようにバケットの中に入るようになってます。
ちなみにタイプライターをなにげにインテリアを飾るように置き、バケットのほうは、なんと掃除用のツールを入れるのに使ってます。イタリアのデザインはいい……と絶賛してて、掃除用具を入れてるのは、ちょっとマズイですかね。
ま、生活はいろいろですからね。



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