生活も企画: 2008年1月アーカイブ

 
私は、引っ越しの際、かならず新しい部屋にあった書棚をDIYで作成します。

それも前に住み、使っていた書棚や他の用途に使っていた材料を、そのまま持ち込んで、新しい部屋にあうように設計しなおして再加工して使います。ま、足りないともちろん材料を継ぎ足しますが。

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■壁面に書棚をつくる

ちょっと書棚の一部の作成手順を紹介してみましょう。

新しい部屋の壁面をなんとかすることにします。

以前住んでいた(2004~2007年9月ごろまで)部屋の壁面を作成したプロセスが、データに残っていたので、これを順を追って紹介しましょう。

 これは1LDKのLD(リビングダイニング)の1面です。このLDでは、10人くらいの宴会だできましたね。いまは引っ越して、20人くらいまでできるようしています。

■設計する

壁面を採寸して設計することになりますが、これを紹介していると面倒ですから、できあがっていく雰囲気をご覧に入れましょう。

ものをつくるには設計図が要りますね。

事業をモノにするには、企画書がいります。

作業的には、ほとんど同じことですね。

事業は、どう動かすと売上があがるか……同じように、どんな設計にすると、自分の考えている書棚ができるか……しかし強度や材料、コストも考えて作らなければなりません。

結局、ものづくりも事業をうまくやることも同じです、カンと経験などでやってるとたいへんです。

こぎれいな企画書や設計図より、どう役立つか、具体的にできるかが、なんでも重要なのは言うまでもありません。

では順に説明しましょう。

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 ■左サイドに収納ボックスをつくる

写真を左から説明しましょう。コーナーにしっかりした基礎をつくります。上に天井まで棚が置かれるのでね。

2番目は、収納引き出しのフレームです。

3番目は収納箱を裏からお見せしていますが、引き出し方式は、けっこう難易度が高いので、キャスターを使っての収納ボックスにしました。四スミにキャスターをつけていますから、おわかりですね。

4番目の写真は、収納引き出しのフレームに、引き出しをセッティングしているところです。

5番目は、最初の基礎フレームを固定して左サイドが完成したところですね。

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さて壁面の全体のベースの場面に移りましょう。

CIMG1619.JPG■壁面書棚のベースの設定

上の写真は、右サイドにハシゴ状の書棚を設定し、順次、ハシゴ状の棚をセッティングしているところです。2番目の小さな写真は、配線器具に配慮して作ってることを示しています。

3番目には、またハシゴ状の書棚をセッティングしています。

右端の写真は、その上にきっちり採寸した寸法の棚板を置こうとしているところ。

そして左の写真のように、70cm、つまりテーブル高の、コの字状のベースができました。この上にさらに棚を作ってゆきますね。

■棚を天井までセッティング

さあ、テーブル高のベースが、ひとまずできました。さらに上にハシゴ状の棚をセッティングしてゆきますね。 

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左端の写真には、またまたハシゴ状の棚が用意されています。

さて、設計図の仕様と、制作の段取りにしたがって、ひとまず左端に棚を乗せます。

右側には、直角に棚を乗せてゆきます。じつは、この直角の棚は、L字状になっていて、ここでも構造的に強くできるよう配慮しています。さてさて、左右双方に、ハシゴ状の棚ができました。

この次はどうするのでしょうね?

kannsei.jpg■上棚をセッティングする

さて、さらに左右の棚の上部にのみ棚をセッティングすることにします。これは、全面を書棚にすると圧迫感があるため、ちょっと空間をつくることにしました。

ま、額を飾るもよし、グリーンを置くもよし……

ってな感じでしょうか。

中空棚の両端が黒く見えているのは、強度を持たせるための板が背後についているからです。

■ダボはねじで代用する

 じつは、これらの棚を組み立てる際に、普通ダボを使います。

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ダボとは、棚板を受ける器具ですね。

アマチュアがDIYする場合、ダボ穴を正確に設定して、そこにダボを入れて、棚板をのせるといった芸当は、非常に難易度が高いものです。初心者なら、ほぼそこで挫折するでしょう。しかし、この赤丸で示した中空に置いた棚も、ちょっと太目のネジでダボ代わりにしています。(右端の写真は、棚を天井に固定するアジャスタを締めてるところです)

こういうちょっとした工夫が、DIYの難易度を大きく下げて上達の早道です。

これならアマチュアでも簡単にでき、しかも非常に手早くできます。

私の場合、料理に限らず、著作もDIYも、とにかく速攻でかたづけるための、いろんな細かい工夫をしています。

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■書籍を満載して完成!

 ま、こんな調子で完成した書棚に書籍を満載します。

ただ、私自身は、書籍が全面にあっても仕事上は問題ないのですが、先にも言ったように、満載しすぎると、圧迫感があるでしょうから、ここは来客も来て頂いていたので、あまり満載状態にしないで、適宜空間を用意しました。

これは、現在の来客が来る書斎とは異なりますが、半年前(2007年9月)までは、会社の応接ではなく、私の書斎では、ここで来客対応していたので、お客様にあまり窮屈な思いをさせたくないので、こんなセッティングにしていたのです。

もっとも書籍は、会社や倉庫や他にも、この10倍はくだらないでしょう。

「…ん?…」

目ざとくも「酒がいろいろおいてあるなぁ……」と思った人がいますね。

そんなことを、話してブロぐってるのではありません。

このブログは、あくまで書棚の作り方のお話しでした。

ところでこの作業は、採寸して設計から制作、そして収納まで、おそらく実質的に1日もかかっていないでしょう。はぎれ時間をうまく使ってですがね。

そうそう、お話しするのを忘れていました。材料は、17(厚さ)×1800×300㎜の黒いカラーボードを、東急ハンズで設計図どおりカットしてもらって、けっきょく制作は、組立てるぐらいのものですから時間はかかりませんね。

自分で制作しようと考え、あまり経験がない方の場合、まず設計し実践するということからはじめてください。そしてもっと小さな道具からはじめてくださいね。

いきなりこのサイズはきついと思いますから。

いずれにしても、企画を立てて実践するのと、まったく同じというお話しです。

その他、自作のあれこれを、気分次第でいろいろ紹介しますね。






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