日本版ニューディール政策(9)…出揃う悪材料

2009.0522newdeal.jpg■出揃った日本経済の悪材料

毎日のように日本や世界経済の悪材料が飛び交っていますが、とくに最近は、上場企業の決算関係や1~3月期の各種経済指標がニュースにひんぱんに出ていますね。

なかでもデカイのは、1~3月期GDPのマイナスが15.2%となり、第1次石油ショック後の1974年1~3月期のマイナス13.1%を越え、戦後最悪というデータが飛び交いました。

リーマンショック以後劇的に輸出企業の業績が悪化し、設備投資や個人消費が位置込んだことによるものですが、下げ止まりの感もあって、多少薄日が見えてくるかも……

それにしても厳しい業績が次々と出てきます。

6大銀の赤字1兆1700億円。これは保有株価の影響が大きいでしょうが、これも厳しい数字。

それ以上に厳しいのは、東証1部上場企業の業績は、売上高が48兆円、7.6%減という状況。これが一番現状を表現しているでしょう。

国会議員のボーナスを2割、いや3割カットでさわいでますが、それ以前に国会議員の定数があれほど必要なのか、半分でも十分すぎるんじゃないですかね。

民間のボーナスはおそらく半分以下、中小企業はゼロどころか給与もままならないでしょうから、さらに国内の個人消費が冷える。少ないボーナスも生活防衛のために貯蓄し、消費に回らないという悪循環が生じ、結果、景気が上昇しないという状況になりますね。けっこう厳しい。

■次世代を発展させるための消費刺激策が欲しいが……

 エコ対応車への補助金やクリーンエネルギーへの施策は多少評価できるでしょうが、家電を対象としたエコポイントなどは、多少は買い替え促進にはなるでしょうが、税金をかなりつぎ込むわけですからね。税金を使ってどれだけ成果があるか……定額給付金と似たようなことになるのか……

高速道路の1000円は、評価するむきがありますが、これも評価は難しい。ETC搭載車だけということはETCを管理する国交省の天下り団体には相当にお金が転がりこんだでしょうし、これまた道路公団傘下の会社で管理運営しているパーキングエリアの売店は、押すな押すなの盛況ですね。民間の財布は、どう潤ったのか。

経済の動脈であるトラックほかの輸送業には、1000円の恩恵はまったくないわけで、これも不思議な施策。

 

もっとも文句ばかり言ってもはじまりませんから、次回はちょっと政策提案しますね。

 

これから名古屋に日帰りで行ってきます。

 

 

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このページは、高橋憲行が2009年5月22日 06:48に書いたブログ記事です。

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