クライスラー破産法申請へ
■クライスラー破産法申請へ
今日から5月。その今日(1日)の朝刊のトップには、クライスラーが「再建へ法的整理」とあって、米連邦破産法申請ということ。
クライスラーは、米国の自動車メーカーのビッグスリーとしての地位を80年続け、文字通り、「輝ける米国」の一角を占めていたわけですから、かなり感慨深いものがありますね。
さらに世界最大のGM(昨年、トヨタに世界一の座を譲りましたが…)も、時間の問題というわけですから、米国の不況の深刻さがわかりますね。
日本で言えば、トヨタとホンダがおかしくなる状況に匹敵しますから、どれほどの影響があるか……ということですね。
労務費の削減、債務削減を実施するなかで米国政府から巨額の融資をうけ、フィアットとの提携というシナリオが描かれているようですが、さあ、どうなりますか大変ですね。
98年にもダイムラーと合併してうまくいかず2007年に合併を解消した過去もあるクライスラーは、どこまで復活するんでしょうかね。
まずは、静観でしょうか。
日本の自動車も、昨年9月のリーマンショック以後の世界同時不況のなかで、販売台数は激減!
日本は、08年の自動車産業は、15パーセント減と、厳しい結果。これが日本中の製造業にいろいろな影響が出て、地方の中小製造業では、半減や70パーセントの売上減といった話が続々と聞こえてきました。
ま、それもそろそろ一段落してきたようです。
■日銀リポートで下方修正
日銀は、昨日(30日)のレポートで2009年度の実質成長率(GDP)を前年度比マイナス3.1パーセントと発表しています。
もっともこの前半で回復基調になるという見方ですが……ま、あたらずとも遠からずということでしょう。
輸出頼りのメーカーはたいへんですが、技術もナンバーワンで世界最強のものづくり大国としては、この事態を乗り切らないと、自壊傾向が出る危険性もあり、産業構造の転換をにらむ必要はあるでしょう。
環境やエコという総論の話はあり、政府もそうした方向での景気回復を狙ってはいますが、もっと各論に行かないと景気回復には至らない。
ちょっと、中断している日本版ニューディール政策の話を、そろそろ復活しないといけませんね。
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