止まらない世界同時不況への下り坂…しかしピンチはチャンス!

2008.1025kinnyuuhuan.jpg■止まらない金融不安
もっとも先日、世界同時不況は、まだ入口ですよとブログで書いたわけで、私のシナリオでは止まらないのは当然ですがね。
ただスピードが思ったより速いですね。
今週の株式市場の下げ幅は、日経は3日連続で、軽く8000円を割れて昨日(24日/金曜日)は、7649円に、このまま行くと6000円台が見えてきた感じですね。
今月末から来月はじめにかけて十分すぎるほどの状況になってきました。
同時並行している大きな動きは、円の異常な独歩高。
欧米だけでなく韓国も新興国もドルより下げ、韓国もドル高ウォン安。韓国の株価は半減。
日本円は突出し、来週は80円台へ突入の気配ですね。
世界中の、ことにドルとユーロの不安が治まらない。これが円買いに以上に流れてきているのが、明確にわかりますね。ユーロが1日で14円?、ドルが7円も下がるなんて前代未聞です。
ユーロ発足時は100円くらい。これがジリジリ上昇して170円台にもなった。これがこの1ヶ月で50円近く落ち込んだわけですから、世界同時不況の状況のすごさがわかるというものですね。
輸出企業の業績はたいへんでしょう。
円高、株安、海外、ことに北米での売り上げ減、というトリプルパンチ。
しかもその落差は、1985年のプラザ合意の時代をもしのぎそうですから、これは半端ではない。


■ピンチはチャンス…日本経済史上最大のチャンスが、いま現在!
しかしピンチはチャンスです。
この円高傾向と内需拡大をどうむすびつけるか…にかかっています。
1985年のプラザ合意では、日本が圧倒的な生産大国で、これを円高にすることで、なんとか日本の競争力を弱め、欧米の企業を救いつつ、日本の内需拡大をせまられた。これを呑んだ日本は、土地の異常な高騰と、政府自治体はジャブジャブとハコモノ行政にカネをつぎこんだ。

これは、産業構造の大転換にはならない、日本史上はじまって以来の大愚行となり、現在の日本の低迷のもととなってしまった。
ま、日本各地に珍妙な建物がやたらと増えた原点が、1985年以降の円高からのこと。
今回も、同じことができるわけがない。

とはいえ、自民も民主も小さなジャブジャブばらまきをしようとしているから、いったいどうなるの?
日本は、この円高をどう内需拡大に結びつけるか……そして大きな構造転換に結びつけるか……これが直近に課せられた課題。いまはじめ、3年で十分に可能ですがね。

しかも日本にしかできない!
この大チャンスを政治家ができるのか……まあ、これができれば日本は大復活します。
このシナリオは、ちょっと小出しにして、本にでもするかなあ……

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このページは、高橋憲行が2008年10月25日 09:57に書いたブログ記事です。

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