株価が一服…しかし…

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■株価、大幅上昇!……しかし……

週末からG7などの会合がワシントンであり、相次いで大胆な金融政策が出ました。

預金の全額保護など、ことに欧州では大胆な政策実行が効果をあらわしたようですね。

日本が休日の13日(月曜日)の欧米の上昇率は、最高クラスの上げ幅です。2時間少々前に終わった、米国では、936.42ドルと、過去最大の上げ幅だったようですね。

そのほか、上海、香港、シンガポール、インド(ムンバイ)の市場でも、かなりの上昇を見ました。

今朝の日本の市場も、この状況からすると600~700円くらいの上昇が見込めるかもしれませんね。10%(800円台)まで行くかどうか…これはちょっとハードルが高いかも…

なんせ外人次第ですからね、日本の株価は60%が彼らの資金ですからね。彼らがどこまで戻ってくるか…

■実体経済へのダメージは厳しい

しかし、米国は、今年のピークから40%下落。日本もこの1ヶ月で30%以上は下落しているわけで、財布のヒモをほとんどの人が占める状況になってきました。

おそらく、この10月の各業界の売上高は、4,5%は昨年比で落ちているのでは…自動車業界は、10%近いかもしれない。結果が出るのは、11月半ばくらいでしょう。

それに、この金融恐慌寸前の状況が、ちょっと一服したものの、消費者心理は、そうとうに疑心暗鬼になっていますよね。したがって、株価が1万円台を簡単に回復するとは思えない。

この上昇幅は、ほぼ一時的で終わる可能性が高いでしょう。よくて一進一退、場合によっては再度、下落に転じる可能性も否定できないでしょう。

ま、ともかく世界の金融情勢の状況は、回復基調というよりも、恐慌回避で終わった状況では……

この程度では金融機関は、自社の経営に懸命で、貸し出しできるわけはない。日本で、貸し渋り、貸しはがしがよくいわれたように、これが世界中で起こる。

困ったことですね。

日本はなにしろ外需でかせいでいるわけで、優良企業はすべて海外頼みが多い。これが輸出不振になれば、日本の結果は目に見えていますね。現実に8月の貿易収支は、めずらしく大赤字。

日本に内需拡大で夢のある政策を打ち出さないと、どうにもならない状況に来ているのは、間違いないところでしょうね。

海外頼りの日本の大企業の末端の部品メーカーは、厳しい状況になるでしょうし、もとより国内の中小企業は、いまでも厳しい。2年くらいの、かなりの低迷を覚悟しないといけない時代になりました。

内需拡大の、対策はあるのですがね。

政府は、財政出動って言ってますが、財政出動がイマイチ効果がないのは、橋本内閣や小渕内閣のときの財政出動でもわかっているはずのことですがね。あれは高度成長前期くらいまでしか役に立たない政策ですよ。

こまったことですね。

ま、自分で自分を守るしかないですよね

 

 

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このページは、高橋憲行が2008年10月14日 07:31に書いたブログ記事です。

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