米中ダブル不況の本格化か!

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■リーマンブラザーズ破綻

さて、先日、北京オリンピック後に、米中ダブル不況がはじまる。
という話をしていましたが、順序からするとサブプライムローン問題を抱える米国からとは思っていましたが、私の思っていたより1ヶ月ほど早く、米国からはじまりました。

中国は、おそらく今年中に大きな波乱が待っているでしょうが、これからの経済はかなり波乱含みで動くことになりますね。

ちょうど日本の97年、山一証券、三洋証券、北海道拓殖銀行の3金融機関が破綻した日本の状況に似てきましたね。
日本は、こんなときに、またまた総裁選やら解散やら……しかも、さしたる政策もみえないまま、なにやってんでしょうね。

米中ダブル不況のなかで日本がまっさきにおかしくなるかもしれませんが、ま、日本は、なお経済は、ことに「実体経済」は、しっかりしてますが、米中ほどひどくはならないでしょうが。
なにしろ外需頼で、しかも米中依存の日本ですから、ちょっと心配です。

■米国の5大証券のうち、3つが吸収・破綻
さて、日本が3連休でのんびりしている昨日、米証券4位、リーマン・ブラザーズが事実上の破綻、日本で言うところの民事再生法の適用を申請することになりました。サブプライム関連の損失が大きいでしょう。

負債はなんでも64兆円にのぼるとか。すごいですよね。世界史上最大の破綻です。
リーマンは今年、株価が60ドルくらいしていたのが先週末には急落し3ドルくらいにまで落ち込んでましたから、市場からは危機的にみられ、連邦政府が、FRBがどうするかが、先週末もめにもめてたわけですね。
一方、米証券3位のメリルリンチが500億ドルで米銀2位のバンカメ(バンク・オブ・アメリカ)に買収されましたが、その前にバンカメはリーマンの買収の検討をしていましたから、けっきょくバンカメはメリーマンを捨て、メリルリンチを選択したわけです。
米国の週末の金融関係の政府、民間も含めて、公的資金の融資でのせめぎあいがあったようで、これは3月、FRBが経営危機に陥ったベアー・スターンズをJPモルガン・チェースが買収支援させる際に公的資金をつぎ込んだものの思った成果も出ず、税金投入を連邦政府は、最終的に拒否したのでしょう。
この結果、この1年で米国の5大証券会社の3,4、5位が破綻や吸収されたことになりますから、非常に大きな動きです。
米国市場では、500ドルも下落、これは9・11の同時多発テロ以来のことです。

 

■たいへんな時代に備える
これから開く東京市場の下落幅
がどうなるかは注視したいですね。

いずれにしても、これは世界の金融市場に波及してゆきますから、これからの経済の動向は目が離せませんね。

日本の金融機関そものもが、世界の信用機構と連動してますから、そのリスクを睨むと、金融機関が自社を守るために必死になる。その結果、日本の中小企業や地方経済は、結果的に厳しい状況が目に見えてきましたね。

がんばらなくちゃ。

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このページは、高橋憲行が2008年9月16日 08:06に書いたブログ記事です。

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