「グーグルを超える…」スペースを作る
■キーワードを自分の周りに置く
「企画のレッスン01」ではチェックリスト、「企画のレッスン02、03」の中では、キーワードと言いましたが、基本的には、同じものですね。
身体の部位の多数を「キーワード」化し、それをならべてチェックリストにする。その意味で同じです。
本格的には「尺度」「パラメータ(変数)」などと言った話と関連してきますが、まずは数学的な話は、さけて話をします。
そんなことより知恵が企画がいろいろ出ることのほうが、重要ですからね。
■オープンファイルは、大量キーワード空間
私の書斎や事務所は、昔からオープンファイル方式をとってます。
これには明確に意味があって、書籍やファイルが大量に、しかも他人が見れば一見、乱雑にならんでいます。
現在の書斎の一面は、こうした本棚になっており、さらに同じ列のむこうには、各種ファイルがぎっしりと並んでいます。
反対側には、デスクがあり、さらに古くから仕事をしてきた代表的な仕事や気になる仕事のファイルを背表紙を、明確にわかるようにして、所狭しと並べています。
これらの背表紙が、じつはキーワードになっているわけですね。
よくいろいろな会社におじゃますると、パソコンが整然と並んでいて、書棚がない。あってもドアがキッチリと美しく閉じている。
知的な業務をビジネスとしているところでも、そうした美しい事務所が多かったりしますね。
ルーチン業務の場合は、問題なくパソコンに向かってできますね。しかし新商品や新事業などへのとりくみ、新しい仕組みを考えたり、問題解決を高いレベルでやらなければならない場合には、どこから知恵の気付きをもらうんだろう……と、ちょっと気になります。
10年前、20年前に読んだ本も適宜、置いておくと、これがけっこう役に立ちますね。
昔読んだことのある本の背表紙を見つけて、アッと「あの本のなかに、おもしろい内容がのってた!」と手にとることができますね。
で、温故知新ではありませんが、古いネタから新しい知恵をつくりだすことができたりしますね。
それ以上にパソコンで検索される情報の中身は、あまりまとまったものはなく、断片につづ断片。それと、売り込み色の強いものが、非常に多いですしね。この真贋を見極める必要があります。
しかし、これに振り回されてるな……って、感じる人はじつに多い感じがするのは、私だけではないでしょう。
■グーグル、パソコン画面の大問題
いまやグーグルは、世界を支配しているような感覚で言う人たちがいますね。でも、ぜんぜん気にならない。
というのは、グーグルはたしかにすごいですよ。「検索」ということに対して徹底した価値を感じ、バーチャル空間の中につくりだしたことについては、敬服に値しますね。
でも、「検索」は、検索した用語を持ったときに、はじめて機能しますが、それを持たないときは、どうするんでしょう?
つまり永遠にグーグルでも解決しませんよね。
「グーグルを超える」……ってことは、検索前と検索後がコントロールできることです。
検索前の頭脳の整理と、検索後の頭脳の整理ですね。
検索前は、気付きの世界です。そのためにオープンファイルにする。
オープンファイルで、1万アイテムを超えるキーワード(書籍やファイルの背表紙)を置いておくわけですね。これが、毎日、いつでも視野のなかに入ってきます。これって非常に重要。
そして、検索後は、それによって得た情報や知識をどう料理するか……これは、企画の方法や企画書への構築になるわけですね。
オープンファイルは知恵を生むために非常に重要です。パソコンの画面は、書斎の片隅の小さな場面にすぎませんね。
ま、わたし的には、広い書斎を持て、なんて言ってません。でも数千冊の書籍を読むことぐらいは、やったほうがいいでしょう。本は、最近、ビジネス書はとくに軽めの中身のないものが多いようですが、それでもパソコンの断片よりはマシ。
毎日1冊読めば、3年で1000冊ですからね。読まない人と読む人の差はデカイ。
軽めの本は30分で読めますから、1日平均3冊読めば、年間1000冊。
で読まない人は、限りなくゼロに近いですね。
で、知恵がつくから現場も実績が出る。実績の蓄積も膨大になる。
これで落差が出ないわけはない。
10年たったらどれほど違うか……!
私の場合、とにかくオープンファイルによって、膨大な情報、キーワードのシャワーを毎日浴びているのです。
ん?……だから、あまり毎日、風呂に入らず、シャワーも浴びないのか!……ってつぶやいてるのは、誰ですかね?
ちゃんと入ってますよ……タマには。
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