最近、かなり気になっていることがあります。
食の問題で、毒餃子、食料自給率、大食い番組
この3点セットです。
■食料自給率
日本の食糧自給率は、主要国では最低クラス。20年前、いやもっと前から言われていたこの食料自給率の問題は、まったく改善されることなく、平成18年度(19年度7月発表)の自給率は、39%。かなり気になる数字ですね。
これは、日本の農政とからんだものですから、なかなか根が深い。
農業が政策的に改善されているのか、はなはだ不明。自立型のベンチャーが出てもいいと思うものの、いろんなバリアがあり、就農者は高齢化。
農政の戦後の当初は、食糧難の状況から食料の確保と農家の保護。ことに主食の米小麦などの価格統制などで、ある程度は成功してきてはいるものの、保護政策がそのまま農業の自立を妨げていることは事実でしょう。
気になることもあります。以前は減反すると費用が支払われる。これは企業の世界では、商品を供給しないと、お金がもらえるわけですね。
群馬あたりのキャベツ農家が豊作になると値崩れ対策もあり、農機具を走らせて、キャベツをそのまま潰してしまう。北海道のにんじんや、たまねぎも同様。自給率が低いなかで、農産物は、日本全国で豊作による捨てられているのです。このデータはどの程度のものか……調べたくても、なかなか調査できませんね。
これらの食料を、備蓄にする工夫は、ピュレにしたり、技術的にも可能ですが、しかし実施されていないのは、ほんとに不思議ですよ。ああ、もったいない。
ところで、写真は「くれつぼカブ」といって、岩手県遠野の農家1件しか栽培できないようです。辛味大根ともいわれ、大根の辛味が強く、ふつうの大根に比べて水分が少なく、わさびのような辛味が持続します。最高の薬味ですね。
それにしても、後継者が心配になりますよ。
そろそろ注文しないと……鍋のとり皿に、これがあると、それは至福の時ですね。
■毒餃子問題
これは中国のカントリーリスクが、日本を襲ったいい事例でしょう。中国をビジネスチャンスと見る人は多いものの、まだなお逆が非常に多いことを示してます。JTは、2月の冷凍食品は昨年比90%減というニュースが流れていたようですが、それほどのリスクが出る。また他社との事業統合がご破算にもなっている。
この事件、食料自給率へ、非常にいい警鐘がなっていると思いますね。
団塊の世代の退職者の方や、若い人たちの就農者が大きく増えるきっかけになればいいのですがね。ハイテクやバイオの高いレベルも考えれば、農業はビッグビジネスです。
■大食い番組の情けなさ
食料自給率が低い日本で、視聴率が稼げて、制作費がバカ安の「大食い番組」が、どのチャンネルでも流れてきます。
これ見てると、わたしは面白さよりも、哀しくなってきますね。出演者は、きっと異常な胃拡張や身体の偏重をきたしながらやってるでしょうし、貧しい国から日本に来た人は、どう思って見ているのでしょうかね。
これは放置できない問題でもありますね。
どこかで、解決策としての企画にかかわる人がいれば、私もいろいろお手伝いしたい気分ですね。
今日は、ちょっと哀しい話でした。
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このページは、高橋憲行が2008年3月 5日 07:11に書いたブログ記事です。
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