20日は、歯科医院むけのセミナーでした

2008.0320seminar02.JPG■3月20日「歯科医院むけ経営セミナー」

3月20日は、朝は仕事をいろいろすませ、

0900には、来客があって、対応し、

1100には、事務所に入りしてちょっとスタッフと雑談と段取りを聞き

1300医院セミナーがスタート。

歯科医院は、いまや超不況業種のひとつといってよく、歯科医院の4分の1が年収300万以下に落ち込んだという話もあるくらい。

これは、かなり極端にしても東京歯科医師会の話では平均年収は、数年前に900万円を割って、さらに下降気味というわけですから、たしかに大変でしょうね。

 

2008.0320seminar01.jpg

■ヘルスプロモーション

(株)SHPの大和さんは、予防歯科の話をして頂きましたが、四国を中心に、歯科医院の経営が一気に向上させている具体的なお話。

予防医学により見込客を獲得し、結果的に治療も派生する方式は、企画塾が、見込客の囲い込みを行って、順次得意先に、顧客にしていくビジネスの基本的な流れと、まったく同じ。手法が違うだけですね。

高額治療ばかりを意識している歯科医と、歯科医院に行きたがらない患者という現状の図式から、対極に位置していますから、今後の普及には非常に興味がありますね。おそらく急拡大するでしょう。

患者さんも歯科医にとってもすばらしいお話でした。

■訪問歯科

(株)デジタルクリエイトの前田社長からは、今後の高齢化社会にむけて、訪問歯科が厚生省も重視していることもあり、訪問歯科の可能性を、紹介して頂きましたが、車両に治療器具の一切を装備して、介護施設などを訪問するシステムで、1台あたり月の診療報酬が150万円程度になるわけで、これはすばらしいビジネスです。

続いて、実際に訪問歯科を展開されている早川先生にもご登場いただいて、要介護高齢者への社会的な使命と同時に、診療報酬的なメリットの大きさもお話いただきましたが、早川先生のところの素晴らしさは、スタッフが本格的にビジネスの現場と同様なミーティングや研修の実践が行われていることで、この業界では画期的でしたね。

会計事務所が「先生事務所」から「サービス事業型」へ続々変化しているところは巨大化の方向で動いている。

歯科医院などでは、ほんとうに「歯科医の先生」がひとりでやっている医院から「事業型の医院」へ変化しているのだな……と実感した次第ですね。こんな先生ばかりだと患者も楽しく歯科医院にいけるのに……と感じた次第でした。

■歯科の海外事情ほか

歯科医院の経営情報などを満載した「アポロニア」という専門誌がありますが、その水谷編集長がトリをつとめていただき、歯科医院を1000件は取材し、毎年のように海外にも視察されている情報の質と量は、いつも敬服しますが、韓国などのアジアの医療器具メーカーが、そうとうに力をつけている実情や、シンガポールの歯科医療の質の高さと、それをそのまま導入している上海の事情などは、ちょっと驚きでしたね。

これからは医療に国境がなくなる将来が、かなり見えてくる感じがしました。ある意味、すごいビジネスチャンスは自費医療に関しては、これから大きく出てくるのでは。もっとも日本の現状の政策では、日本がアジアに遅れをとる懸念も大きいですね。そうなりそうな感じのほうが強いのが困ったものですが……

■患者とのコミュニケーションとスタッフの意識

4人の講演に共通するのは、これは患者とこのコミュニケーションとスタッフの意識改革だったと感じましたが、これって企業の高度成長時代からの変遷と非常によく似ているな……っと感じた次第です。

技術一辺倒の企業でも、ちょっとした状況の変化で淘汰されていったのが日本のメーカー。

メーカーも技術以上に営業努力をし、そしてカスタマーセンターなどの整備をして顧客との接点を強化してきた状況に酷似していますね。後から動く業界に、先に走った業界のトレンドを重ねてみる(これって今日、別にアップしているキッチンの話に出てくる「類推」ですね…)と、その業界の未来が見えますね。まさしくビジネスチャンスです。

その後は、皆さんと懇親会。すばらしい1日でした。

 

 

 

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 20日は、歯科医院むけのセミナーでした

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.expams.com/mt/mt-tb.cgi/94

コメントする






このブログ記事について

このページは、高橋憲行が2008年3月21日 08:59に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「キッチン棚を整理する…経営や企画の合理化と同じ」です。

次のブログ記事は「突然、書籍が贈られてきました」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。