■企画のレッスン……これってなに?
これってなんでしょうか?……で、どう考えますか?
……って言うと、「豆腐のパックだろ。それにお菓子と、コーヒーに入れるフレッシュかなんかじゃないの?…」
と誰もが答えますね。
で、それで終わりになっちゃうでしょ。
それでは、ちょっと企画頭脳的には、マズいですね。
つねに類推するセンスや、キーワードをアタマの中に用意している、引き出しをつくっていると、ごく普通にいろいろな考えが浮かびます。
浮かんだことを、すべて書いていると、1日がかりになりますが、これは、きのうの夕方、来客があって、スタッフも参加し、私も含め8名で、わいわいと「ぶりしゃぶ鍋」を囲んでましたが、その準備中に、ちょっとワンカットとったのがこれ。
■これで考えてほしいこと
これで考えてほしいのは、豆腐のサイズです。
豆腐のサイズは、図示の半分くらいのものは、シングルユーザーを考えたコンビニに売ってはいますが、じつは、実際に利用するサイズでは売ってませんね。
この豆腐が利用されるサイズは、およそ9つにカットして使いますね。
すると、豆腐のパックは、下のお菓子のサイズを6つか9つ、レイアウトしたパックであってもいいはずですね。
おそらく商品化を試みたところはあるはずです。しかしなぜ市場にないのだろう?
半分使って、半分ラップでカバーし、また冷蔵庫に入れるのはめんどうじゃないですか。あれば使いたいですよね。
企画頭脳を持つ人、持とうとする人は、ごくふつうにこんなことを、考えてみてほしいですね。
成型した食品パレットに食品を充填し、そこにラミネートフィルムでパックするだけですから、成型する金型を作る必要がありますが、この手の金型はそう高額なものは必要ありません。中小企業でも充分にできる。
もっとも、豆腐については製造法もちょっと関係してきますがね。
それはともかく
じつは私、料理をしながら、
器具……なぜ、こんな調理器具がないのだろう?
調理……なぜ、これはカットしなければいけないのだろう?
段取り…なぜ、この調理法なのだろう? 他の段取りは?
加工……なぜ、もう一段階、加工した商品はないのだろう?
サイズ…なぜ、このサイズでなければいけないのか、他のサイズはないのか?
パック…なぜ、この不便なパックなのか、他の方法は?
食器……なぜ、こんな食器しかないのか、もっと便利な食器は?
多少、ビジネス書などを読む人なら、これはオズボーンのチェックリストと似ていると思われるでしょうね。
そうです。私はほとんどのジャンルに、なんらかのチェックリストを持って観察します。これはもうクセですね。で、いわゆる引き出しになってるわけです。
さらに、私の場合は、みんなで楽しく鍋をつつくことを重視していますから、この鍋がらみの調理器具その他には、ヤマのような疑問と仮説と解決策を考えています。
こうしたキーワードを持って、目の前のことを考えると面白いですよ。
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このページは、高橋憲行が2008年3月 1日 05:57に書いたブログ記事です。
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